注目のワード

官能小説、エッチ漫画のラブコスメ漫画(LCスタイル) 官能小説 短編官能小説 甘々エッチ官能小説 Sans Toi 〜君だから〜

Sans Toi 〜君だから〜

Petit ami〜君との距離〜

『香乃、今ホテルか?』
「うん。無事に着いたよ」
『そうか。俺も今から向かう』
「良かった。ギリギリ間に合うね、同窓会」
『ああ』

恭介の短い返事は、いつもなら通話終了の合図だけど、

『…香乃、お前』
「え?」
『…いや、何でもない』
「?いいの?」
『ああ』

高校ではただのクラスメイトで、大学2年からは恋人同士。
4年目の今年はお互い社会人1年生で、時間的な擦れ違いはあるけれど、結構上手くいってると思う。

「あ、部屋でシャワーする?」
『ああ』
「ならキーはフロントに預けるね」
『分かった』

通話を終えたスマホをバッグに仕舞い、片側に結んでいた髪を解いた。

「恭介、残業続きだけど、運転大丈夫かな…」

商社勤めの恭介は、とにかく毎日が忙しそう。
それなのに、今日の同窓会を不参加にする選択肢はなかったらしい。

「よし、シャワー浴びよ」

気持ちを切り替えて、私はダブルベッドから立ち上がった。

R?union〜君がいない間に〜

「お、望月、久しぶり!」
「香乃、こっち!」

高校を卒業してから初めての同窓会。
貸切ったレストランは大人数で賑わっていた。

「きゃあ!香乃久しぶり〜」
「わ、みんな元気そう!」
「元気元気」
「香乃、全然連絡くれないし!」
「ごめん」

久々に顔を合わせた途端、距離を理由に疎遠になっていた年月を急に惜しく感じるなんて我ながらゲンキンだと思うけど、心の奥の引き出しからは、自然と暖かい気持ちが湧き上がってきて、凄く凄く心地良い。
そんな、昔に帰ったような錯覚に懐かしく浸っていると、

「久しぶり、香乃」

かけられた懐かしいその声に、私は思わず目を見開いた。

「驚き過ぎだろ」
「圭…君」

鼓動が早くなった分、軽く口にしていたアルコールが一気に回る。

「んで、地元の事忘れ過ぎ。成人式だけだろ、帰ってきたの」
「あ、うん…」

顔つきは、あの頃より精悍になったけれど、言葉の合間に屈託無く浮かべる笑顔はあまり変わっていない。

彼は鹿島圭君。
高校の時に1年付き合った元彼で、別れた後も、ふと思い出しては泣く程に大好きだった人だ。

「でも良かったよ。こうしてまた香乃に会えて」
「え?」
「香乃はオレにとって、大切な存在っていうかさ…」
「圭君…」

優しい眼差しが、あの頃のときめきを強く揺さぶって思い出させる。

「私も…会えて嬉しい」

それから暫く、私と圭君は過ごして来たお互いの4年間を丁寧に伝え合った。

C?lin〜君の甘い武器〜

「あれぇ?なんかお二人さん、雰囲気良い?」
「ほんとだ、ちょっと鹿島ぁ?」

遊ぶネタが尽きたのか、夢中で話し込む私達に、急に皆が構い始める。

「違うよ、ただ色々…」
「またまたぁ」

意図しなかった空気が流れ出し、この場に後からやってくる恭介の事を思って微かに動揺していると、

「あ、吉沢君だ!」
「恭介遅ぇよ」

聞こえてきたその声に導かれて顔を上げれば、そこには私を見つめる恭介がいて、

「スーツ良いね。カッコ良くなった」
「バッカ、恭介はもともとカッけぇんだよ。なあ恭介…って、おいこら無視か」

久々に会う筈の旧友に一瞥も向けず、真っ直ぐに私へと歩いてくる。

「恭…介?」

ここにいる誰よりも今の恭介を知っている筈なのに、その表情は私が見た事もないもので、

「…香乃。これ持ってて。酔って失くしそう」
「え?」

差し出されたのはホテルのカードキー。
どんなに酔っても何かを失くすなんて有り得ない、しっかり者の恭介の眼差しが、

「持ってて?」

有無を言わせない口調とは裏腹に、か弱く見える。

「…うん」

まるで何かを試されているみたい。
従順にバッグへとキーを仕舞い終えた私の手を、恭介の手が握り込んできた。

「え?どういう事?」
「お前ら、いつの間に?」

騒ぎ立てる皆に、「うるせぇよ」と不機嫌な顔で恭介が返せばまた大きく歓声が上がる。
そんな騒ぎの端っこで、恭介と付き合っている事を私から聞いて知っていた圭君が、何故か肩を揺らして笑っていた。

結局、私と恭介の事は、最後の最後まで酒の肴にされ続けた。

Jalousie〜君が好きだから〜

「…すっごく恥ずかしかった」

カードキーで部屋に入り、漸く得られた静けさにホッと息を吐くと、後ろから恭介が呟いた。

「俺との事、バレるのヤだった?」

お酒が入っているからか、その口調に甘える雰囲気を見つけてしまう。

「ううん。恥ずかしかったけど、嬉しかったよ?」

答えながら振り返ろうとすると、それを制するように恭介の腕が私を抱きしめてきた。

「俺は、ヤだった、同窓会。……あいつがいるから」

あいつ?

「嫌だったんだ…」
「え?きょ、…ぁ」

背後から回された恭介の右手が、私のスカートを捲り上げた。
太股に痕を残しそうな力加減で下着のラインまで何度も撫でられて、

「…今すぐ、香乃を腕の中に閉じ込めたい」

食まれた耳の中でそう囁かれれば、痺れのような愛しさがキュンと湧く。

「ん…恭介…」
「香乃は、俺の、だよな?」
「…あ」

確かめるように問いた恭介の葛藤に、私は漸く気が付いた。

「え…圭君…?」
「今言うか?その名前」

溜息が聞こえた次の瞬間、抱えられて持ち運ばれた私は、気が付けばベッドの上に押し倒されていた。

Amour〜君からの情熱〜

重厚なダブルベッドの上で、恭介の手が、指が、舌先が、私の肌の全てに触れる。
お酒が入っているからか、かかる吐息はいつもより熱くて、

「ぁ、恭介、…ああッ」

私の中を広げようとする強い愛撫と、狂いそうになる程の深い吸い付き。
中から外から繰り返し与えられる快感に、ただでさえ翻弄されているのに

「香乃…これ好きだよな?」
「え…?」

ぼんやりと目を開けた私の視界に映るのは、リュイールホット。

「香乃を、俺の事しか考えられないくらい、ぐちゃぐちゃにしたい」

言いながら、指先に絡めたリュイールホットを私の中へと塗りこんでいく。

「ぁ…恭…介」

深いキスを繰り返す内に、さっきまでとはまた違う熱が奥の方からじわじわと溢れてきた。

自分の内側がどれだけ蕩けているか、恭介の指の感触から想像するだけでまた水音の質が変わっていく。

「好きだ…香乃」

恭介が、切ない表情で私を見下ろしていた。
その眼差しを受け止めていた私の胸に、愛しさが溢れてきて泣きそうになる。
幸せが零れそうになる口元をキュッと結んで、私は頷いた。

「して、恭介」
「香乃…」

膝を抱えられ、ゆっくりと圧しこまれてくる熱量がいつもより大きく感じられた。
身体を揺すられて、恭介の息が乱れる度に、私の心も同じだけ恭介に侵食される。

「ぁ、ああッ」
「香乃、香乃…ッ」
「恭介ッ」

抱きしめて、それでも足りないと、こうして入り込んでくる恭介の欲が愛おしい。

エロい大人の官能小説イラスト

「好き…ッ」

私の言葉と同時に、二人の境目が爆ぜて、溶けて、無くなった。

Luire〜君という光〜

不安にさせていたのかなと。
穏やかな恭介の寝顔を見つめながら反省する。

確かに、圭君は特別な人だ。
まだ未来が見えない不確定な年齢で、本気で好きになった人だから。

でも…、

ふと、付き合い始めの頃、濡れにくいと悩んでいた私の為に、リュイールホットを見つけてきた恭介の顔を思い出した。
自分の為じゃなく、セックスの度に落ち込んでしまう私を思い、真剣になってくれた恭介に、結婚するならこの人がいいと本気で決意したくらい。

リュイールに助けられたのも確かだけど、
私にとって、恭介こそが包み込んでくれた優しい光だ。

'これ好きだよな?'

「これが好き、というより、…恭介との絆だから、好きなんだけどな」

微笑んで、目の前の頬に軽いキスを一つ。
それから、肩も腰も膝も、無意識ながら強く束縛してくる恭介の温もりを感じながら、私は幸せの微睡へと、身も心も寄せて落とした。

END

あらすじ

高校の同窓会。かつて好きだった彼と再会した主人公・香乃。
彼と親しげに話していると、今付き合っている恋人、恭介がやってきた。話している二人をみた恭介は嫉妬して…?

この記事を読んだ方にオススメのコンテンツ


この作品を読んだ方にオススメの商品はこちら!

おすすめ記事

官能小説はやっぱりLC!女性のためのすべて無料の官能小説サイト『エルシースタイル』!女性向けのえっちな小説や、女の子向けの投稿小説作品、セックス体験談を多数掲載中!短編から長編まで、エルシースタイルでしか読めない女性のための連載官能小説をお楽しみください。

恋猫
  • さくらの恋猫
  • ヌレヌレSP

公開中のエピソード 全40話公開中

トロけるエッチ
騎乗位動き方
クリエイターズサイト

無料動画を見る

招き恋猫
メルマガ登録して最新h漫画を一足先に読もう