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官能小説 閉店のあとは秘密のお仕置き(俺様の彼)

雇い主で恋人で…

梅宮雫 雲地六也

「本当に…申し訳ありませんでした」
仕事中は敬語というルールは、雲地さんが決めたものだ。
私は、開店中ならまだしも、看板を下げた後の閉店作業中ならタメ語でも良いじゃないって思うタイプ。
敬語ルールに加えて、苗字ルールにも疑問がある。
開店中に苗字で呼ばれるのはわかるけど、閉店後どころかプライベートでも、雲地さんは私を「雫」とは呼ばない。
ずーっと「梅宮」呼び。
雫って呼んでくれても良いじゃない…。
もちろん、そんな私の持論なんて、雲地さんに言ったことはない。
なんてったって雲地さんは、いまどき珍しいくらいの「俺様彼氏」だから。

まぁ、今回の件は、閉店作業中だろうとなんだろうと、敬語で平謝りするしかなかった。
もっと早く相談するべきだったのだろう。
数ヶ月前からモーニングコーヒーを飲みに来ている、とある男性客の件だ。
いつの頃からか、会計後にコーヒーカップを下げに行くと、テーブルに私へ宛てたラブレターが残されるようになった。
しかも、だいぶ破廉恥な内容…。
いつもはこっそり処分していたのだけれど、今朝に限っては、たまたま私が別のテーブルでの接客中だったため、先に雲地さんが気付いたのだった。

「梅宮は隙が多すぎる!」
「隙って…私は、そういうつもりじゃなかったんです」
本当に、そういうつもりじゃなかった。
そのお客さんは、この街に引っ越してきたばかりとのことだった。
知り合いもいないし、どんなお店があるのかもわからないって言っていたから、24時間営業のスーパーとか、大盛り無料の定食屋さんとか、筋トレマシンが充実しているスポーツジムとか教えてあげただけなのに…。
確かに、その場のノリで、「今度、一緒に行きましょうか」って言っちゃったのはマズかったかもしれないけど…。

雲地さんの対処はあっという間だった。
テーブルに残されたラブレターを握って、そのまま店を飛び出していった。
「『お忘れ物ですよ』って声をかけたら、気まずい顔していたよ」
そりゃそうだろう、雲地さんって、コーヒーをいれる腕前は超・一流だけど、正直接客に関しては、ぶっきらぼうなところがある。
仏頂面で破廉恥ラブレターを突き返されたら、気まずいどころじゃなかったのだろう。

朝一番で、そんな出来事があったから、今日の営業中はずーっとぎこちない雰囲気だった雲地さんと私。
やっと閉店時間を迎えたと思ったら、案の定お説教が始まった。
「…以後、気を付けますので」
しれっと終わらせようとする私の腕を、不意に雲地さんが掴んだ。
「梅宮には、お仕置きが必要だな」
「…えっ、お仕置きって?」
雲地さんはそのまま私をグイグイと引っ張り、二階へと続く階段を上っていった。

カフェの2階で…

雲地さんがオーナーを務めるこのカフェの二階は、住居スペースになっている。
雲地さんは、寝室のドアを乱暴に開けると、そのまま私をベッドに押し倒した。
「ちょ…待って、これどういうこと?」
質問に答えることなく、雲地さんはそのまま私に覆い被さり、そして唇を重ねてきた。
「んんッ…」
普段の優しいキスとは違う、ちょっと乱暴なキスだ。

雲地さんは、確かに俺様キャラなところがあるけれど、エッチはいつも優しかった。
それが今日はどうしたというのだろう、苦しいくらいに激しく、唇を絡ませてくる。
服を脱がせる手つきも、普段とは全然違った。
ブラウスのボタンが弾け飛んじゃうくらい荒々しい。
雲地さんは、ブラを外す手間すら惜しいといったふうに、ホックには手をかけず、そのまま中に手を突っ込んできた。
「…あッ!」
雲地さんの指先が、私の乳首をキュッと摘まむ。

「乳首…すごい勃っている。梅宮、俺が説教している間も、もしかしてこんな状態だった?」
「ちっ、違いますッ…あぁんッ」
「いきなり触ってこんなに勃っているって、梅宮はいやらしいな女だな」
“いやらしい”という言葉が予想以上に恥ずかしくて、私は涙目になってしまった。
一般的な男性だったら、ここで優しくしてくれるのだろう。
だけど雲地さんの場合、そうは問屋が卸さない。
なんてったって生粋の俺様彼氏なのだから。

「泣いてもだーめ」
今度はからかうような口調になった。
そしてスカートをたくし上げ、ショーツの中に指が滑り込んでくる。

セックスする男女

「梅宮…ココも泣いているみたいだけど?しかもグチョグチョ!」
私のカラダときたら、よりによってこのタイミングで、こんなにも濡れてしまうのだろう。
雲地さんの指が動き回るたびに、クチュクチュという音がどんどん大きくなっていく。

「…雲地さん、そんなふうにされたら、私ガマンできなくなっちゃいます…」
「ガマンできないって…何?」
わかっているクセに、ホンット意地悪!
だけど、もう限界だった。
自分から言うのは、すごく抵抗があったけど、言わずにはいられなかった。

「…お願い、挿れてください」
「やっぱり梅宮は、いやらしい女だな」
ニヤリと笑った雲地さんは、枕元の引き出しからコンドームを取り出し、そして私のナカに入ってきた。
まさかこのタイミングで、こんな展開になるとは想像していなかったから、私のアソコは少し緊張しているようだった。
その緊張が、雲地さんにも伝わったのだろう。
「すごい締め付け…」
そういってまた雲地さんはニヤリと笑った。
そしてピストン運動がどんどん加速していった。

二人の日常

そして数週間後…例の破廉恥ラブレターの男性客は、あれっきり来なくなった。
このカフェにも、私たちの関係性にも、やっと平穏が訪れたようだ。
カランコロン…ドアベルが鳴り、お客様の来店。
「雫ちゃん、こないだ観たいって言っていた洋画のDVD、持ってきたよ」
「わぁ、ありがとうございます!」
最近、映画トークで盛り上がる常連さんだ。

「途中、ちょっとエッチなシーンあるから、雫ちゃんみたいな奥手タイプの子には刺激が強いかもね」
「もうッ、何言っているんですか(笑)。いつものアメリカンで良いですよね!?」
カウンターに戻り、「オーダー、アメリカンです」と伝える私の耳元で、雲地さんが囁いた。
「またお仕置きされたいみたいだな?」
「…えっ?」
どうやら私は、お仕置きされ体質のようだ。

あらすじ

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