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官能小説 【後編】この恋煮込みますか?【LCスタイル】


この作品について

この作品は、小説サイト「ムーンライトノベルズ」と合同で開催した、
「妄想小説コンテスト」の優秀賞作品です。

本当のこと

なんの話か全く見えない。
ベッドから降りようとする西村さんの腕を掴んだ。

「ま、待って。全然話が見えないんですけど……」
「居酒屋で隣に座っていたのは俺だよ」

居酒屋で隣に座ってた……スーツ……角煮……。

「ええええ!!」
「思い出した?」
「断片的ですが……」

あの時のスーツ姿で最後の角煮を食べようとしていた男性は西村さんだったんですねー!!
やってしまったとベッドの上に正座をし、勢いよく土下座をした。

「す、すみませんでしたぁああ」

ベッドに額をつけながら考えた。やばい、大将に何を話していたか全く記憶がない。
ただ西村さんの角煮を奪ったことだけは私の味覚が覚えている。

「えっと……西村さんは角煮を食べられたことにお怒りで、このようなことを……?」
「は?」

私の顔を見て呆れた顔をしたままフリーズしてしまった。

「え?西村さーん?」

ガクッと肩を落とすと大きなため息を吐いていた。

「はぁー。本当に何も覚えていないんだね」
「うぅーごめんないさい。私、失礼なことを言ってしまったのでしょうか」

タオルケットを強く握り締め、嫌われてしまった、とお酒を飲んだことを後悔した。

「あー、俺のこと腹黒ドS大魔王とか言ってたかな」
「ひぃいい、すみませんすみません!」
「それと……」

私の右耳に髪をかけ、後頭部に手を回し引き寄せて右耳に囁いた。

「俺のこと好きって言ってた」

耳元から離れるといつものニコニコ腹黒モードの西村さんに戻っていて意地悪な顔をしていた。

「う、うそ。西村さんまた意地悪そうな顔してる。私のことおちょくってるんですよね?」
「はぁ〜。心外だなぁー。これでも一生懸命愛情表現してるつもりだったんだけど」
「だ、だって私のデザイン最初に描いてきたのからやり直しさせるくせに結局最初のままでとか言うし、ブラックコーヒーが飲めいないの知ってるくせに毎回ミルクと砂糖を隠して私のこといじめてくるじゃないですか!」
「いやー、反応が可愛くってね」

「つい」なんて笑っている西村さんにムカッときた。

「〜〜そうですよ!ずっと西村さんは私をいじめて楽しんでるだけのドSだってわかってるのに……わかってるのに、三年前からずっと――ッ!」

好きだったと言おうとしたら、途中で西村さんに唇を塞がれた。

「んっ……」
「ごめん、からかいすぎた。俺の悪い癖だね。この先は俺から言わせて」

両肩に置かれた手が熱く感じる。
いつになく真剣な眼差しで私の目を捉えた。

「好きだよ、ゆきこ」
「え……」
「俺も三年前、初めて会った時から好きだったよ。素敵なデザインを描く子だなって感心してた。一生懸命で、でもちょっと天然でからかうと反応が面白かったし可愛いなって思ってた。でもそれが君のストレスになってたなんて……ごめんね」

ぎゅっと優しく抱き締められた。

「居酒屋でたまたま居合わせたら相当泥酔してたみたいだけど、俺のこと寝言で好きって言ってくれて、三年越しの君への想いが届いてると思って舞い上がっちゃってた」

抱き締めてくれる西村さんの背中に手を回して目を閉じた。

「私たち三年間片想いだと思ってたのが、三年間両想いだったんですね」

えへへ、とシャワーを浴びたはずが冷え切ってしまっている西村さんの胸に頬を寄せ強く抱き締め返した。

「ホント、天然」

ドサッとベッドに背中から沈み込んだ。

続き

「続き、してもいい?」

熱を帯び欲情している目が私を捉えて離さない。
コクリと頷くと前を隠していたタオルケットは取られ、おでこから瞼、鼻、頬とキスを落としながら手際よくスカ―トを脱がされた。

「あっ……にしむらさん、手慣れすぎです」

ムスッと横を向き拗ねているとチュッと首に吸いついた。

「んっ」
「誰かさんを想って毎晩脳内で脱がせまくってたからね」

男性がブラに手をかけている

フロントホックのブラジャーを外し、大きな手で胸を揉むと先端を舐めた。

「あっ、あん……」

じれったく舌先でペロッ…ペロッ…とゆっくりとした間隔で舐めあげられ強い刺激の欲しい私は腰を揺らし脚を擦り合わせた。

「んっ、や、ちゃんと……し、て」
「ちゃんとってどういうこと?」

わざとやっているくせにすっとぼける西村さんはやっぱり腹黒ドSだ。
舌先で触れるだけの刺激におかしくなりそうだ。

「おねがい……強く吸ってくださ、ああッ!!」

ぢゅ…ッと強く吸われると待ってましたと言わんばかりに乳首が勃った。

「すごいビンビンに勃ってるよ。強くされるのが好きなんだ」
「あ、ちがっ……」

強く吸われるたびに体の奥からゾクゾクと快楽の波が押し寄せてくる。
吸いつきながら反対の乳首をつまみ弾かれ、そわそわする足を西村さんのふくらはぎに絡め秘部を太腿に擦りつけた。

「こっちも触って欲しいよね?」

意地悪そうな西村さんは下着越しに秘部を撫でた。

「下着の上からでもわかるくらいぐっしょり濡れてる……感度がいいんだね」
「ふっ、あああ」

そのままショーツの上から中指で蜜壺に指を入れてきた。
布があるせいか奥まで入りきらず、クロッチの部分に愛液でべっとりとシミができてしまった。

「ショーツ……脱がし、て……」
「ゆきこはエッチだね。自分で脱いで見せて」

キラキラと黒いエフェクトが輝く笑顔。ドSスイッチが入っている。
早く触ってほしくて逆らえない私は上体を起こし、震える手でショーツをゆっくりと下ろした。

「ふふ、よくできました」

脱いだショーツを奪い取られベッドの外へ放り投げると太腿を掴まれ、バランスを崩した私は両肘を体の後につくと勢いよく脚を開かされた。

秘部が西村さんに丸見えだ。

「や、やだ……見ないで!」
「なんで?凄く綺麗なピンクで美味しそう」

体をかがめると秘部に顔を埋めフーッと息を吹きかけた。

「んっ……あっ」
「ヒクヒクしてて欲しがってる」

花弁を広げられ蜜壺のナカに舌が侵入してきた。

「ああっ、は、んんっあ……」

ナカで暴れまわる舌がグチュグチュと愛液をかき混ぜ蜜口から溢れお尻につたってきた。

「あっ、ベッドが…!」
「気にしなくていいよ、もっと味わわせて」

支えていた手に力が入らなくなり背中からベッドへ倒れると腰を高く持ち上げられ、秘部をねっとりと舐めあげられた。

「ああっ……」
「んっはぁ……」

花弁をかき分け肉芽を見つけると優しく撫でながらジュルジュルと蜜口を吸い上げた。

「あっあっ、イク……イッちゃう、ああッ!!」

さらに肉芽を撫でるスピードが速くなるとそのまま腰を弓のようにしならせ達してしまった。

「はぁはぁ、にしむらさん……」
「気持ちよかった?」

コクンコクンと頷くと、触れるだけのキスをしてきた。

「俺もそろそろ限界。挿れてもいい?」

お腹につきそうなくらい怒張した肉棒が視界に入りマジマジと見つめてしまった。

「は、入るかな……」
「…………」

私の腰を掴み肉棒を秘部にあてがうと一気に突き上げた。

「きゃっああッ!」
「あんまり可愛いこと言うと手加減できなくなる」

ナカに突然来た質量にお腹が苦しい。
一度イッていて狭いナカを気遣ってかゆっくり腰を動かしてくれている。

西村さんの顔は初めて見る恍惚とした表情だ。

(私のナカで感じてくれてるんだ、嬉しい)

キュッと子宮が疼き西村さんのを締めつけた。

「今、何考えてたの……?んっ、凄い締めつけ」

肉棒を引き抜くと子宮に届くように奥まで突いてきた。

「ああん、あっ、はっ教え……ない」
「へぇー俺に秘密にするんだ」

西村さんは腰の動きを早め何度も抜き差し、肉芽の壁近くを亀頭で擦り続けた。

「あっ、あ……そこッそこぉッ!」

体に力が入り始めまたイッてしまいそうだ。
揺さぶられる腰と一緒に揺れる胸を鷲掴み、乳首をつまみ上げた。

「や、もう……」
「んっ……だめ。後ろ向いて」

イキそうだった秘部から抜き出るとぐるんと仰向けからうつ伏せにされ、再度ナカに入ってきた肉棒が今までより硬く更に奥に当たった。

「あっ、だめ……これすご……い奥ッ」
「ここが良いんだ?」

パチュパチュと皮膚がぶつかり合う音が卑猥すぎてこのまま蕩(とろ)けてしまいそうだ。

「んっ……あ、ゆきこ」

西村さんもそろそろ限界のようで何度も熱い吐息で私の名前を呼んだ。私も求めるように名前を呼び返した。

「にしむらさん、西村さんッ!」

覆いかぶさってきた西村さんは枕を掴む私の手に手を重ね激しく腰を打ちつけてきた。

「あっ、んん、あ、あっ、ああ!!」
「うっ……射るッ」

ビクンとナカで西村さんのが脈打つと温かいモノが注がれた。私は伸ばした足の爪先を丸め、体を硬直させ一緒に達した。

そのあと

しばらくナカに出し続けていたが、出し切るとゆっくりと抜き出した。トロォッと流れ出てくるモノが西村さんと両想いになれたんだと実感させられる。

余韻に浸る西村さんの方に向き直し、首に手を回した。

「好きです西村さん……」
「恭平」

私に覆いかぶさりながら、にっこりと笑って見せた。

「うっ……、急にはそのぉ……」
「呼ばないとまたココお仕置きするけど」

そう言って秘部から垂れる西村さんのを掬いあげ肉芽に塗りつけた。

「あんっ、きょ、きょうへい……さん」
「まぁ、いいでしょう」

満足したのか西村さんはベッドから降り、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出しグラスに注いで手渡してくれた。

「ありがとうございます」

西村さんは残ったミネラルウォーターをボトルのまま口をつけ飲み干した。

「あ、あの。私たち付き合っている……でよろしいのでしょうか」
「さっきまで何聞いてたの?」

ドス黒いオーラを纏ってベッドに近付いてきた。

「い、いやだって西村さんカッコイイし、私なんかよりもっとお似合いの人がいる……んっ」

キスをしてグラスを取り上げられ肩を押されベッドに沈み込む。

「もう一回、調教が必要かな?」

グラスをベッドサイドのテーブルに置き再び愛されてしまった。



カーテンの隙間から朝陽が差し込みスズメの鳴き声が聞こえた。

「……恭平さん」
「ん?」

一枚のタオルケットに二人で包まりながら手を握り合って眠っていた。ベッドの中で足を絡め合った。

「これからずっと、一緒に角煮を食べに行っていただけますか?」
「俺以外と食べに行ったら許さないよ」

END

あらすじ

行きつけの居酒屋でやけ酒していたゆきこはかなり酔っぱらっていた。
偶然その場にいた想い人である取引先の「西村」にいつの間にかお持ち帰りされて…?

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